輸入牛の自由化が始まり、市場では価格が安く、質よりボリュームにこだわった牛肉が出回るようになりました。

本来の牛肉の味、真の和牛の味を後世まで残すという想いを胸に、

松田さんは肉の美味しさを左右する配合飼料や育て方を熱心に研究してきました。

この努力が「なにわ黒牛」の誕生につながったのです。

長年の研究と熱い想いで、脂がしつこくなく、口溶けが良い、本来の和牛の味に到達することができました。

松田さんは重量を優先する畜産農家に対する問題意識を強く持ち、将来世代を考えた牧場づくりのことや、

本来の和牛の味を後世に残そうと考えています。

販売する私たちスタッフも、牛肉を販売するただの売り手ではなく、牧場の想いを皆様に伝える媒介役になれば、「なにわ黒牛」のファンが広がるのではないかと思いネットショップをスタートしました。

プロの料理人からは、「肉質、脂が良質で本当に良くて美味しい。」とのお声を頂いております。

これからは「肉質」だけではなく「牧場の想い」をもっと広げていきたいです。

生産者松田さんの想いはここにあります。

安心・安全なんて当たり前。

また霜降りや見た目でＡ４・Ａ５というランク付けを追及するのは生産者側のエゴに過ぎません。

本来の美味しい牛肉を皆様に食べて笑顔になって欲しい。ただそれだけなのです。

そして、命を頂いているのに、ただ見た目にこだわり、味が二の次では牛に申し訳ないと思います。

今、海外から様々な牛肉が流通しています。価格競争に追い込まれ、

和牛生産者が見失いかけている、本来の味へのこだわりの想いをいま一度思い出して頂きたいと松田さんは考えております。

全ての牧場、そして未来の子供達に本来の美味しさを感じることが出来るように食の大切さを

なにわ黒牛生産肥育牧場から伝えていきます。